渋谷で決意した日

ミオヤマザキの「シブヤノウタ」で

「“自分の為”とかとても難しく

“誰かの為”の方がよっぽど簡単で」

という歌詞を聴いてて、あの日のことを思い出した。

 

昔、好きだった人にこの人なら本音を言ってもいいなと思う人だったので、

今まで自分が誰にも言えなかった正直なことを言ってみた。

当時、やりたかったことがうまくいかなくて、

とりあえず何か職に就かねばと思っていたが、

なかなか自分のために働くということでは動けなくて、

でも親に今まで私に費やさせてしまったお金を返さなくちゃいけないから

だから仕事探さなきゃとかなんとか、

正直に今思っていることをその人に話した。

すると、彼は鼻で笑って一言。

「お前、それ出家できるな」と。

 

渋谷のとある場所で言われた一言だった。

そして、もう二度と人に本音なんか話さないと決めた日でもあった。

おしまい。